同人誌のお品書きの作り方|記載項目・画像・値札を揃える

同人イベントのお品書きを、情報整理から画像保存まで作る手順。スペース・頒布物・価格の記入例、SNS告知と会場掲示の違い、無料の画像・テキスト・値札メーカーの使い分けを紹介します。

by ぬまぬま
Advertisement

お品書きは、何をどこでいくらで頒布するかを揃えてから作る

同人イベントのお品書きは、イベント名・日付・スペース・サークル名・頒布物・価格を整理してからレイアウトすると作業を進めやすくなります。画像、告知文、会場の値札で別々の価格を使わないよう、まず情報の正本を1つ決めましょう。

この記事では、お品書きテキストメーカーで内容を整理し、お品書き画像メーカーで画像を作り、値札メーカーで会場の表示を揃える手順を紹介します。これらは情報を整えるツールで、販売数や告知効果を予測するものではありません。

最初に、頒布物の情報を1か所にまとめる

最初の作業はデザインではなく、掲載する情報の確定です。 次の表は架空イベント用の作業メモです。実在イベントの開催情報や、同人誌の相場を示していません。

項目架空の記入例確認すること
イベント・日付創作サンプル市/2026年10月18日主催者の案内と一致しているか
スペースA-01配置通知から正しく転記したか
サークル架空サークル告知アカウントや当日の表示と揃っているか
新刊雨のあと/500円正式タイトルと当日の価格か
既刊夜明け前/300円持ち込む在庫があるか
追加情報A5・28ページなど作品の仕様として確認できた値か

価格が未確定なら、先にイベント売上シミュレーター同人誌の部数と頒布価格の記事で費用と在庫を整理します。通販と会場で価格が違う場合は、どちらの価格を掲載するか明示してください。

セット、無料配布、購入制限などがある場合も、実際の頒布条件を別にメモします。ツールがその条件を自動で計算・判定するとは限りません。

告知画像と会場掲示で、見せ方を分ける

同じ情報でも、スマートフォンと机上の掲示では確認する大きさが違います。 CLIP STUDIOの公式デザイン記事も、お品書きの情報に優先順位を付け、掲示先とWeb掲載先に応じて配置を考える方法を紹介しています。確認日:2026年9月9日。

この記事では、最初にスペースと新刊、次に作品名と価格を読める配置を提案します。小さな画像にすべての説明を詰め込まず、詳しい仕様はテキストに分けると確認しやすくなります。これは編集上の提案で、売上向上の実測結果ではありません。

用途作るもの出力後の確認
SNSの画像告知イベント情報と頒布物の画像投稿先のプレビューで文字が読めるか
告知本文・追記品名、価格、仕様、変更情報のテキスト画像の価格と一致しているか
会場の机上表示品名と価格の値札実際の印刷サイズで読めるか

SNSの切り抜きや表示は投稿先で変わります。特定の画像サイズなら必ず全体が表示されると決めつけず、実際の投稿プレビューで確認してください。会場掲示は主催者の設営案内も確認します。

3つのメーカーで、内容から出力まで進める

各ツールは独立しているため、価格や品名を変更したら他の出力にも反映します。 自動同期や、入力情報の引き継ぎはありません。

  1. テキストメーカーへ、イベント・スペース・品名・価格・一言を入力します。新刊、既刊、グッズの順に整理した文章をコピーできます。
  2. 画像メーカーへ、確定した情報を入力します。最大10件の品名・価格・新刊/既刊表示を、1200×1200pxのPNG画像として保存できます。
  3. 保存した画像を開きます。長い品名は省略される場合があるので、正式タイトルと区別できるか、価格やスペースが読めるかを確認します。
  4. 値札メーカーへ同じ品名と価格を入力し、印刷プレビューで紙面を確認します。印刷後も画像・告知文と突き合わせてください。

画像メーカーには、表紙写真のアップロードや判型・ページ数の専用欄はありません。詳細な作品仕様や複雑なセット条件を載せたい場合は、テキスト版を添えるか、その配置に対応する編集ソフトを使います。正方形の告知画像をそのまま印刷用原稿の代わりにしないでください。

テキストの記入例と、公開直前の照合

次はテキストメーカーのシンプル形式で作る架空の例です。 イベントや頒布物の情報をすべて置き換えてから利用してください。

【お品書き】
創作サンプル市/2026年10月18日
スペース:A-01

▼新刊
・雨のあと(500円)※A5・28ページ

▼既刊
・夜明け前(300円)

公開する前に、別々に作った画像・本文・値札の3点を並べ、次を確認します。

  • イベント日とスペースが、最新の案内と一致する。
  • 各作品の品名と価格が3点で一致する。
  • 品名の省略によって、別の作品に見えない。
  • 配布終了・変更済みの品物や、入力例が残っていない。
  • 画像を縮小しても価格を読め、文字情報でも内容を確認できる。

価格変更や頒布物の追加後は、以前保存したPNGも作り直します。ツールの画面を更新しても、端末に保存済みの画像は変わりません。本そのものの発行情報は奥付の書き方で確認し、告知用の情報と区別して仕上げてください。

よくある質問

Q. お品書き画像メーカーは何件まで載せられますか?

最大10件です。品目が増えると表示が小さくなり、長い品名が省略される場合があります。保存した画像を確認し、読みづらい場合は画像を分けるなどの方法を選んでください。

Q. 表紙画像や本のサイズも載せられますか?

この画像メーカーには表紙画像のアップロードや本のサイズの専用欄はありません。仕様はテキスト版で補うか、自由に配置できる編集ソフトを使ってください。

Q. 画像と値札の価格は自動で同期しますか?

同期しません。各ツールへ同じ確定情報を入力し、価格変更時は画像・本文・値札を見直してください。保存済みの画像も再生成が必要です。

Q. 1200×1200pxならどのSNSでも切れずに表示されますか?

すべての投稿先での表示を保証するものではありません。投稿プレビューで切り抜きや文字の大きさを確認し、重要な情報は投稿本文にも添えてください。

この記事をシェア

関連ツール

同人音声の全体像を掴む

同人音声とは何かから、リスナーの選び方・無料サンプルの聴かれ方・制作やサークルの情報までを1ページにまとめた総合ガイドです。買い手側の視点は制作・販売のヒントになります。

同人音声 総合ガイドを読む

関連記事